当社ではスタッフが一人一台のトラックに乗り、日々担当ルートを回って商品の補充などを行います。現場に出れば一人。自ら決断し、自分のペースで仕事ができる環境があります。
しかし同時に、一人で仕事をしているわけではありません。困った時にすぐに電話で相談できる上司や、会社に戻って1日の出来事を話せる仲間がいます。
責任を持ち自由度高く働ける環境を用意しながらも、孤独にはさせないのが、当社のスタイルです。
日本が誇る生活インフラ・自販機の利便性を守る仕事
最後に私の話をさせて下さい。
2011年3月末、私は自販機のルートスタッフとして宮城県仙台市にいました。東日本大震災発生から4日目。商品補充のため、道路に散乱する瓦礫を縫うようにして担当エリアを回りました。ある場所では、全ての商品が売り切れ。そして多くの方々が飲み物を求めて自販機に集まっていらっしゃいました。補充が終わるや次々に飲料を買い求められた皆様の、安堵の表情が今も心に残ります。
少し大げさかもしれませんが、その時私が感じたのはこういうことでした。平常時に手軽に飲料や食品が買える利便性を提供する自販機は、災害時、命や健康を守る砦にもなるのだと。